どんなに優れた建物でも年月とともに劣化していきます。環境によっては思わぬスピードで老いていくのです。
定期的な健康診断(劣化診断)、適切な治療(改修工事)を怠ると、
機能の低下や資産価値の下落を招き、建物の寿命を早める結果となります。
大規模修繕工事は決して安い工事ではありません。
しかし、建物を長持ちさせることを考えると「行うべき工事」といえるでしょう。
適齢期を考慮に入れ計画的にリフォームすることで、工事費用を最小限に抑え、ライフサイクルコストを大幅に低減することができます。一般に新築から15~20年後が大規模修繕工事の適齢期と言われています。また各部位ごとの標準的な修繕周期は次の通り。痛みやすい箇所はこまめなチェックとケアが必要です。
